補足説明が必要かと思われた語句をあいうえお順で説明します。探すのにはフレーム版が便利です。
簡単な説明として厳密さには余り留意していませんのであまり信用しないでください。そのうち語句は増やしていきます(リクエストはありますか?)。
[ ]内は英名です。
並びはアイウエオ順です。
/ あ / か / さ / た / な / は / ま / や / ら / わ /
アイボリーとは象牙のことです。いわゆる象牙色として色の名前で使われます。
象牙を燃やしてできた黒の顔料を意味します。色の名前としても使われます。顔料学-黒の顔料-アイボリーブラック参照。
金属元素の一種。元素記号Zn。ジンクホワイト等の原料。
最も簡単なケトンで構造はCH3COCH3
溶媒としてよく使われます。身近なところではマニキュア落としに使われています。
乾性油の固化を利用する絵の画法を指します。ルネサンス時代にほぼ完成したと言われています。日本には明治時代頃に伝わりました。
広い意味で油を用いた絵は油絵ということになるはずですが、日本ではふつう西洋のルネサンス以来の油絵を指します。
漢字では亜麻仁油と書きます。亜麻の種子を圧搾して得られる油で、わずかに黄色みを帯びています。油絵に使う乾性油としては優秀でもっともポピュラーです。
アラビアゴムを水に溶かしたものはいわゆる糊となります。
水彩絵の具の展色剤として使われ、顔料を紙にくっつける役割をします。
赤色の色素、色の名前で、日本語では
アラビア語の灰[kali]を語源としています。酸性の反対の性質をアルカリ性といい、アルカリは酸と相反するものです。
合成樹脂の一種で、多価アルコールと酸から合成されたものです。油絵では油変性アルキド樹脂が使われています。
絵の具の体質顔料に用いられます。
金属元素の一種。元素記号Al。アルミニウムはそこら辺の石の中の長石に含まれています。アルミニウムの粉末は金属光沢を持たせるための顔料として用いられています。
元素の一種。原子番号51。元素記号はSb。
次のような構造をしています。

合成染料の原料となります。アリザリンはこのアントラキノンから合成されます。
次のような構造をしています。
CAS:
褐色の土性顔料。アンバー参照。
黄色の土性顔料。黄土。イエローオーカー参照。
元素の一種。元素記号S。ウルトラマリンの色に深く関わっています。が硫化水素としてシルバーホワイトなどを変色させる悪役でもあります。
原子がプラスやマイナスの電荷を帯びた状態。H+やCl-のように元素記号の右上にプラスやマイナスの記号を付けて表します。
富山県神通川流域で起こった公害病。亜鉛鉱山の廃液中のカドミウムによる慢性カドミウム中毒が原因。とくに高年齢の女性に被害がでてカルシウムの損失により骨折を多発し、全身に痛みがでて、歩行障害も出ました。
色は光の波長によって決まります。
可燃性の液体の蒸気が付近の着火源によって燃え出すことをいいます。揮発性の液体は直接火にふれなくてもその蒸気に引火することがあるので注意が必要です。
筆記や印刷に使う液体で、色の付いた液体を総称します。
染料や細かい顔料を液体にとかしたもので、ブルーブラックインクが有名です。
色の名前としても使われています。
「インドの赤」という意味ですが、「べんがら」のことです。
顔料学-赤色の顔料-弁柄を参照のこと。
黒褐色の顔料。色の名前。顔料学-ヴァンダイクブラウン参照。
日本では古くから使われている天然のワニスです。
青色の顔料、色の名前。顔料学-青の顔料-ウルトラマリン参照。
この一連の文章のタイトル。筆者が勝手気ままに作っているものです。
多分造語です(^_^)。そんな学問あるのか?
緑色の顔料、色の名前です。顔料学-緑-エメラルドグリーン参照。
黒鉛を細長く焼き上げ、木などで柄を付けた道具。
デッサンや下書きに使われます。
黄色い土。イエローオーカー参照。
黄金色を意味する黄色の顔料の名前です。顔料学-黄色-オーレオリン参照。
酸化クロムを英語で言えば "Oxide of Chromium" です。顔料学-緑-酸化クロム参照。
10-10m すなわち100億分の1メートル=1000万分の1センチメートルという微小な長さの単位です。Åという記号を使います。
原子一つの大きさがだいたい1オングストロームと考えるとイメージ的につかみやすいかもしれません。
だれかのあだ名になっていそうですが、カオリンは長石が風化してできた粘土鉱物の名前で、その名は中国の
物質の根本的な構造やその性質を調べようとする学問。
すべてのものは原子という非常に小さな粒子からできていると考え、その構造によってその性質が決まるというのが化学における基本的な考えです。
分子を表すのにいちいち絵を描いていては面倒なので、分子の構造を表すために、記号を用いて表した式です。
酸素 + 炭素 = 二酸化炭素
と書くのは面倒なので次のように記号で書きます
O2 + C = CO2
化学変化は物質が化学反応によってその分子構造を変えることによって起こるもので、
しばしば熱や光がその引き金となります。
人間の目に映るという意味で可視光と呼ばれます。380nmから800nm程度の波長の光が可視光で、波長の短い側から赤、橙、黄、緑、青、そしてもっとも波長の長い紫 ちなみに、赤より波長の短いものは赤外線、紫より波長の長いものは紫外線となります。
元素のひとつ。元素記号Cd。カドミウムレッド [Cadmium Red]やカドミウムイエローの主成分となる元素。公害イタイイタイ病(慢性カドミウム中毒)の原因となったように毒性が強い元素です。
黄色顔料。顔料学-カドミウムイエロー参照。
橙色の顔料の名前。顔料学-黄色-カドミウムオレンジ参照。
緑色の顔料の名前。顔料学-緑-カドミウムグリーン参照。
赤色顔料。顔料学-カドミウムレッド参照。
炭素のことです。
不飽和結合を多く持ち、空気中では酸素を吸収し固化する性質を持っています。あまに油、きり油、けし油などが代表的です。
油絵の具を固化させる成分で必須の成分です。
黒色顔料の名前です。顔料学-黒-カーボンブラック参照。
色の付いた粉末。絵の具の色の素。顔料学-顔料とは参照。
顔料のグループ名。顔料学-赤の顔料-キナクリドン参照。
平温でも容易に蒸発する性質をもつこと。揮発性が高い油を覆いもせずに放っておくとあっという間に蒸発して消え去ってしまいます。
揮発性が強いということは、吸い込みやすいので換気が必要であるということでもあります。
揮発性のある油です。溶剤として使われます。
筆洗液、油絵の具は水に溶けないので筆洗液で筆などを洗います。
その名の通り緑みを帯びた黄色の顔料です。顔料学-黄色-グリニッシュイエロー参照。
赤色の顔料、色の名前です。顔料学-赤の顔料-クリムソンレーキ参照。
油絵で薄く塗り重ねる技法のことをグレーズ技法と呼びます。グレーズというのは「
表面に光沢を付けたり、色を薄く塗り重ねるために使う技法です。
本来フランス語で鉛筆を意味するようですが、日本では顔料をパラフィン蝋などと練り合わせた棒状の画材(商品名)をさします。
「クレパス」という商品名はクレヨンとパステルの中間という意味のようです。
パステル使いの前で「クレヨンとパステルは同じだ」というような言葉を決していってはならない。
金属元素の一つ。元素記号Cr。クロムイエロー、ビリジアンなどをはじめ多くの絵の具を作るのになくてはならない元素。
黄色の顔料の名前。顔料学-黄色-クロムイエロー参照。
緑色の顔料の名前。顔料学-緑-クロムグリーン参照。
赤色の顔料の名前。顔料学-赤の顔料-クロムレッド参照。
元素の一種。元素記号Si。
そこらへんにある石の主成分は二酸化ケイ素SiO2です。半導体の原料にもなっています。シリコンと言った方がわかる人が多いかもしれませんね。
珪藻土はケイソウの殻が堆積して出来た土壌で、吸着性が高いという特徴があります。
体質顔料として使われます。
ケシの実をつぶして得られる油、ポピーオイルのことです。
化粧品は一種の塗料と考えることもできます。
体に害がないこと、普通とは逆に落ちやすいことが求められます。
原子や分子が規則正しく配列してできた固体を結晶といいます。その規則正しい配列のために、決まった形をしています。
よく挙げられる例としては、炭素の結晶であるダイヤモンド、二酸化珪素の結晶である水晶などがあります。(注意:宝飾品の宝石の形は加工された結果です。)氷も水の結晶です。
化学の世界で物質を構成している最小の粒子。原子の種類と数、配置によって分子の構造は決まり、それによってものの性質は決まる。
物質を構成している素。すべての「物」は元素からできているというのが化学の考え方です。現在元素は百種類ぐらい知られています。それぞれの元素を名前で表していると煩雑になるので元素記号という記号を使います。
元素の周期表、元素記号参照
化学では元素を簡単に表すために元素記号というアルファベットを使った記号を使います。
元素参照
元素を順番に並べて表にあらわすと規則的によく似た元素があらわれる示します。その表を周期表と言います。
化学では原子や分子を組み合わせて分子を作り出すことを合成といいます。
高分子とは巨大な分子を指す言葉です。ポリマーというカタカナで知っている人も多いでしょう。小さな分子構造をいわば数珠繋ぎにして高分子化合物を作るというようなことがなされ、その独特な性質が利用されます。
琥珀は松の樹脂が化石化したものです。
アフリカ等で産する半化石化した樹脂で、油絵の描画用ワニスの原料となります。
元素の一つ。元素記号Co。コバルトブルーやセルリアンブルーなどの顔料になくてはならない元素。
オーレオリンのことです。顔料学-黄色-オーレオリン参照。
緑色の顔料の名前。顔料学-緑-コバルトグリーン参照。
紫色顔料。コバルトバイオレット参照。最近使われなくなりつつあるようなきもします。
知名度の高い青色顔料。コバルトブルー参照。
カキの貝殻を粉末にしたもので、日本画で白色顔料として使われます。
絵の具には混色制限があるものがあります。どれとそれを混ぜると色が変わるというものです。絵の具の裏などに注意書きがあることがあります。絵の具の裏側やパンフレットも注意してみておきましょう。
コンテの名称は発明者の名前に由来します。
顔料にロウや油を混ぜて固めたもので主としてデッサンに使われます。木炭より固着性は強く、色は黒色、灰色、褐色、白色等があるので色の付いた紙にしばしば使われます。
酸っぱさの正体。物の性質を示すパラメータの一つ。酸とアルカリ(塩基)は互いに逆の性質を持つことになる。酸の逆がアルカリ。化学的にはH+を出すというような定義もあるが難しいので詳しくは化学の本を参照してください。
酸はアルカリと反応し塩(えん)になります。このことを中和と呼びます。
酸素と結びつくという意味。「燃える」とか「錆びる」というのは酸化です。化学的には電子の喪失としてもっと広い意味で使われます。
酸化鉄というのは「酸のくっついた鉄」であるというのがわかればここでは十分でしょう。
緑色の顔料の名前。顔料学-緑-酸化クロム参照。
地球上に最も多く存在する元素の一つです。元素記号はO。物質が酸素と結びつくと酸化です。酸素ガスO2は呼吸に必要なガスです。
ジェッソは本来「石膏」の意味ですが、現在はアクリル塗料の下地剤の名前として使われています。様々な用途に使える便利な下地剤です。
褐色の顔料で、イタリアの都市シエナに由来しています。顔料学-シェンナ参照。
鎖状炭化水素とカルボキシル基を持つカルボン酸で、油脂はグリセリンの脂肪酸エステルなので、脂肪酸は油の構成成分です。
オレイン酸、リノール酸、リノレン酸などが代表的な脂肪酸です。
ちなみに、脂肪酸のナトリウム塩が石鹸になります。
油絵の具で使われる乾燥促進剤です。いろいろと取り扱いに注意する必要があります。媒質学-油絵-乾燥促進剤参照。
赤色の顔料の名前です。顔料学-赤の顔料-バーミリオン参照
二つ以上の分子の一部が互いに結合し、新しい結合を作る反応のことを言います。
主成分は水酸化カルシウムです。生石灰に水を加えて作ります。
漆喰の壁を作るのに使われ、その上にフレスコ画が描かれます。
絵の具、顔料の名前。シルバーホワイト参照。シルバーは銀という意味ですが、銀は使っていません。
絵の具、顔料の名前。ジンクは亜鉛のことです。ジンクホワイト参照。
天然のものでは樹の分泌物が固化したものや化石化したもので、ダンマル樹脂、コーパル樹脂などです。
天然樹脂に似せてさまざまな合成樹脂も作られています。
辰砂は天然に産出する朱です。
もっとも軽い元素です。元素記号H。水素ガスH2は常温で気体で爆発的に燃えて水になります。
金属元素の一種。元素記号Hg。朱の原料。水銀の金属は常温で液体であり、体温計に使われています。
広い意味では水とともに使用する絵の具を指しそうですが、普通はもっと狭い意味でアラビアゴムを用いたものを指し、不透明水彩、透明水彩などの種別があります。
中国を起源とする、墨の線と濃淡による表現を特徴とした絵のことです。
金属元素の一つ。元素記号Sr。花火の火薬にストロンチウムを混ぜると赤の花火になります。
松などを燃やしてでてくる「すす」を膠で練り混ぜたもので、中国では非常に古くから書画に使われています。
日本でも書の他に水墨画などの用途に使われています。
主成分は酸化カルシウム(CaO)で、水を加えると発熱して消石灰になります。
通常白色で粉末状で売られます。水を加えると固まります。
化学組成はCaSO4
セピアとはイカスミのことです。ただし「セピア色」はセピアが褪せた色のことをいいます。顔料学-茶色の顔料-セピア参照。
チタンストロンチウムホワイトの商品名として使われています。顔料学-白-チタンストロンチウムホワイト参照。
青色の顔料、色の名前です。顔料学-青の顔料-セルリアンブルー参照。
元素の一つ。元素記号Se。カドミウムレッドに含まれています。
色素のうち、染めに利用するものを顔料とは区別して染料と呼びます。染料は有機色素であり適当な染色法によって繊維に染着させることが出来ます。
絵の具の調整のために加えられるもの、体質顔料等。
組成とはその物質が何から出来ているかを示すもので、化学組成はどの元素がどのくらい含まれているかを表します。
組成を化学記号を用いて表したものが組成式です。
なお組成があいまいな化合物も普通に存在します。
絵の具の色、透明度、その他の性質を調整するために加えられる無色の顔料。
青色の顔料、色の名前です。トルコのブルーという意味になります。顔料学-青の顔料-ターコイズブルー参照。
画面保護用のワニスのことです。油絵が完成後半年ぐらいしてから塗られます。
卵はテンペラ画のメディウムにおける主要な成分です。絵具学では特に断りがない限り最も普通に手に入る鶏の卵を指します。
炭素と水素からなる化合物を炭化水素と総称します。
元素の一つ。元素記号C。炭は不定形(結晶でない)炭素で、黒の顔料として使われています。
ちなみに女性の喜ぶダイヤモンドも炭素の結晶の一つです。
タンニンは植物に含まれる混合物で、無色の無定型物質。加水分解によって没食子酸などを生じます。
ラワン属の樹が分泌する樹脂で、テンペラや油絵でつや出しに使われます。
化合物の一部分を置き換えることを置換するといいます。たとえばエタンの水素原子を塩素原子で置換すると塩化チタンになります。
金属元素の一種。元素記号はTi。チタンホワイトの成分元素。
ちなみにTitanという名前はギリシア神話にでてくる巨人の名前です。
黄色の顔料の名前。顔料学-黄色-ニッケルイエロー参照。
最もポピュラーな白色顔料の名前。顔料学-白-チタンホワイト参照。
白色顔料の名前。顔料学-白-チタンストロンチウムホワイト参照。
赤色顔料の名前。由来は知りませんがクロムレッドの別名。顔料学-赤の顔料-クロムレッド参照
黒色の顔料の名前です。チャコールとは木炭のことで、チャコールグレイは濃い灰色を指すようです。顔料学-黒-チャコールグレイ参照。
乾性油、溶剤、樹脂、乾燥促進剤などを混ぜ合わせた油絵用の画用液。たいていの場合はこれ一本あれば油絵を描くことができる。
黒板に使われておなじみの物ですが、主成分は炭酸カルシウムです。
チントというのは、混ぜて作った色のことです。高価な顔料の代用として安価な顔料を混ぜ合わせてチントが作られます。
土を原料とした顔料。茶色の顔料はほとんどこれ。
金属元素の一種。元素記号Fe。土系の顔料の発色成分。
緑色の顔料、色の名前です。顔料学-緑-テールベルト参照。
炭素数が5の倍数(5n)となる炭化水素のグループ名です。
α-ピネンがこれ(n=2)に相当します。
松脂を蒸留して得られ、αピネンを主成分としています。テレビンというのはフランス語読みで英語読みだとターペンタインになります。
電磁場の振動によって伝わる波です。もっとも広い意味での光とも言えます。
私たちが普通に「光」と呼ぶ可視光のほかに赤外線、紫外線、エックス線、ガンマ線なども電磁波の仲間です。
絵の具やインクにおける顔料以外の成分で、顔料を定着させるためなど使われる物質。メディウム。
中世ヨーロッパで盛んに使われた画法で、卵を使ったメディウムを利用します。
金属元素の一種。元素記号Cu。
透明度は絵の具の重要なパラメータの一つで、下の色を隠す程度を示しています。
透明度は相対的なもので、他の絵の具と比べてのものであることに注意が必要です。
原油を蒸留して150-280℃で得られる油分。普通に灯火や暖房に用いられますが、油性の絵の具や塗料の洗浄にも使うことができます。

トルエンは溶媒、溶剤として利用されることもありますが、石油系溶剤の成分でもあります。毒性が強いので注意が必要です。できるかぎり使用は避けるべきでしょう。
ナノは10-9を意味する接頭語で記号は「n」です、よってナノメートル(nm)は10-9mという微小な長さの単位になります。
金属元素の一つ。元素記号Pb。シルバーホワイトの原料。鉛を含む油絵の具は乾燥が速い。
この文章を書いている人の名前(ペンネーム)。
金属元素の一種。元素記号Ni。
黄色顔料の名前。顔料学-黄色-ニッケルイエロー参照。
日本で発達した画法で、膠を用いて顔料を定着させる画法です。
紫の顔料の名前。顔料学-紫-ミネラルバイオレット参照。
ニュルンベルクはドイツのバイエルンの都市です。
黄色の顔料、色の名前。顔料学-黄色-ネイプルスイエロー参照。
顔料を少量の糊で棒状に固めた画材。全く知らない人はいわゆる「クレヨン」を連想すればよいでしょう。パステルカラーと表現されるような独特の表現が可能。
波長は文字通りその波の長さをあらわすパラメータで、可視光ならだいたい380-800nm程度というように光はその波長によって区分されます。
赤褐色の顔料。色の名前。アンバーを焼いたもの。絵の具学-バーントアンバー参照。
褐色顔料。色の名前。シェンナを焼いたもの顔料学-茶色の顔料-バーントシェンナ参照。
いわゆる朱です。顔料学-赤の顔料-バーミリオン参照。
緑色顔料の名前です。顔料学-緑-バライタグリーン参照。
一般に石油の留分から得られるパラフィン
主成分は直鎖の飽和炭化水素ですが、化学的にはこれをパラフィンと呼びます。
身近なところではろうそくに使われています。
パンドルという言葉はフランス語に由来しているようですがよくわかりません。油絵でつや出しに使うメディウムです。
私たちが普通光と呼ぶのは、目で見ることの出来る電磁波の一種で「可視光」と呼ばれます。すなわち400nmから750nm程度の波長の電磁波です。
光の波長の違いが色の違いとなります。
芸術の大半はこの光をコントロールして鑑賞者にうったえることになるわけでとても大事なものですが、一方で光は化学変化を引き起こすことがあり、場合によっては絵にとって有害になることがあります。
褐色のインクでペン画に使われます。
植物を蒸し焼きにして作った黒色顔料です。顔料学-黒-ピーチブラック参照。
顔料を固着させ、塗膜をつくる働きをもつ材料のことをビヒクルと言います。
専門用語としてビヒクルは塗膜形成主要素ともいいます、また広い意味で展色剤のことであるともされています。なお絵具学では紛らわしくならないよう塗膜形成材としてのみこの語を用いています。
テレビン油の主成分です。媒質学-テレビン油参照。
鮮やかな緑色の顔料の名前です。顔料学ビリジアン参照。
パステルの定着剤。パステルは定着力が弱いため完成後にフィキサチフを表面にかけて画面を保護します。
石炭酸ともいいます。下図のようにベンゼン環に水酸基(OH)がついた構造をしています。
CAS: 108-95-2
顔料のグループ名であり、化学的にはフタロシアニンブルー、フタロシアニングリーンの骨格構造を指します。
緑の顔料の名前。顔料学-緑の顔料-フタロシアニングリーン参照。
青の顔料の名前。顔料学-青の顔料-フタロシアニンブルー参照。
フッ素は元素の一つで、元素記号はFです。
青色の顔料、色の名前です。プロシア(=プロイセン、ドイツの旧名)で発明されたためにこの名前があります。顔料学-青の顔料-プルシアンブルー参照
青黒色をしていて、空気に触れて黒くなるインク。もっとも著名なインク。
自然界ではふつういくつかの原子が集まって分子というものを作っています。だいたい分子の性質が物質の性質になるので、化学ではこの分子を基本的な構成単位として扱います。
分子式はその分子がどのような原子からできているかを表すための表記法です。
BnCmならB原子がn個+C原子がm個からなるというように、元素記号によって原子の種類を表し、その右下の数字でその原子の数を表します。(原子の数が一つの時は数は省略されます。)
たとえば、二酸化炭素の分子式は CO2 で炭素原子(C)が一つ、酸素原子(O)が二つあることを表しています。
ペトロールは石油(英国では石油をペトロール[petrol]、米国では石油をガス[gas]と呼ぶ)のことですが、絵画用のペトロールは絵画用に精製された石油系の溶剤のことをいいます。
有機顔料のグループ名。顔料学-赤の顔料-ペリレン参照。
赤茶色の顔料の名前。顔料学-茶色の顔料-べんがら参照。
いわゆる亀の甲です。分子式はC6H6で下図のような環状の形をしています。

また、下のような省略した形でも書かれます。化学嫌いの人には「亀の甲」として嫌われていますが、あまり嫌いにならないでください。ただの六角形です。

常温では液体ですが揮発しやすく燃えやすい。独特のにおいがあり、有毒です。発ガン性があるといわれています。筆洗液などに含まれているようです。
CAS: 71-43-2
白色光(太陽の光)からある色を取り除くとその色の補色がのこります。
たとえば白から赤を取り除くとその光は赤の補色である緑として目に映ります。
補色には様々な効果があるので、どの色とどの色が補色の関係にあるのかと、補色の絵の具を混ぜるとどうなるかだけでも覚えておくと役に立ちます。
タンニンを加水分解して得られ、茶の成分として含まれます。還元剤として塩化鉄(III)と反応して青黒色の沈殿を生じるのでインクに用いられます。
麻薬で有名なケシの実をつぶして得られる油で、乾性油として油絵に使われます。
媒質学-乾性油-ポピーオイル参照。
主として油彩画の描画用ワニスとして用いられます。
エーゲ海に産する木 "Pistacia Lentiscus" からとれる樹脂です。
赤紫の染料、顔料、色の名前です。色の名前として使われる事の方が多いような気もします。顔料学-紫-マゼンタ参照。
マツ類の木の幹や根を傷つけると分泌される樹脂を
緑色の顔料、色の名前。日本語では孔雀石のことです。顔料学-緑-マラカイト参照。
金属元素の一つ。元素記号Mn。アンバーなどに酸化マンガンとして含まれる。またマンガンは金属石鹸にして油絵の乾燥剤に使われる。マンガンを含む油絵の具は乾燥がとても速い。
青の顔料、顔料学-青の顔料-マンガニーズブルー参照。
ミツバチの分泌物でその巣の主成分です。
紫色顔料。顔料学ミネラルバイオレット参照。
プルシアンブルーの別名です。顔料学-青の顔料-プルシアンブルー参照。
有機の逆を指す言葉で、本来は"生物の力によらず作ることが出来る"という意味でしたが、化学の発達によりその意味はなくなりました。
炭素を含まない化合物一般を指しますが、炭酸塩や二酸化炭素は例外的に含みます。また錯塩など部分的に有機化合物を含んでいても無機化合物として扱われることもあり、境界線はとてもあいまいです。
無機化合物からなる顔料で、鉱石を原料とするものです。
絵の具に関する言葉としては絵の具を定着させるためや機能を付加するために加えられる物質をさし、広い意味で展色剤をメディウムと呼んで差し支えないでしょう。
顔料を絵具たらしめるものとしてビヒクルよりも「展色剤」にふさわしい語だと筆者には思われるので、絵具学ではメディウムを展色剤の意味で用いています。
メディウムは本来伝えるという広い意味の言葉(複数形はMediaになります)で、日本語では媒質とでもするのが適当かもしれません。
生物の持つ色素の一つ。フェノールがオキシダーゼにより酸化されてできた黒色の色素の総称です。人間の皮膚にも含まれていて日に焼けると多くなります。最近(1998)ではこれを意図的に増やしたり減らしたりするのが流行です。イカやタコの墨の主成分です。
木の枝を炭にしたものは、鉛筆を使うようになる前にはよく使われました。絵画には今でも使われます。
モーブというのは「ぜにあおい」のことです。藤色の意味で使われています。顔料学-紫-モーブ参照。
有機とは本来"生物の力によって作り出される"という意味でしたが、現在はそんなことはなく、炭素を骨格とした複雑な化合物群の総称となっています。ただし炭酸塩、二酸化炭素は普通除外されます。
無機は有機の逆の意味です。
有機化合物からなる顔料で、本来は動植物から得られるものでしたが、現在は石油から合成されたものが多くなっています。
ある化合物から一部を変化させた化合物を誘導体といいます。たとえばベンゼンの水素を塩素で置き換えた塩化ベンゼンはベンゼンの塩素誘導体です。
いいかえれば○○誘導体は○○とよく似た化合物であるということになります。
物質を溶かし込むことのできる液体ですが、普通は有機溶媒を指していることが多いようです。石油系溶剤のペトロールやテレビン油などが油絵の具に使われる溶剤です。
他の物質を溶かして溶液をつくる成分を溶媒と言います。たとえば水はもっともありふれた溶媒で様々な物質を溶かして水溶液をつくることが出来ます。
日本語では瑠璃といいます。天然のウルトラマリンです。顔料学-青の顔料-ウルトラマリン参照。
黒の顔料の名前です。顔料学-黒-ランプブラック参照。
剥離剤のことです。乾燥した塗膜を除去できます。媒質学-剥離剤参照。
気体。独特の(腐った卵の)においがする。化学式はH2S。温泉(硫黄泉)の成分でもあります。シルバーホワイトなどの顔料を変色させる悪者。
CAS番号 7783-06-4
分子式H2SO4。
強い酸です。工業的に多量に使われています。
CAS番号 7664-93-9
テールベルトの和名です。顔料学-緑-テールベルト参照。
漢字で燐酸と書きます。化学式はH3PO4の酸です。
CAS番号 7664-38-2
あまに油のことです。油絵でもっともよく使われている乾性油です。
画面修正用ワニスなどと説明されていますが。
(1)製作中間が空いて乾燥が進んでしまったときに「乾き色」になってしまったのを「濡れ色」にもどすためと、絵の具の「のり」をよくするために使う。
(2)油絵完成後、約半年間はタブローを使えないので、仮の画面保護ワニスとして使う。
という二通りの使い方がある画用液です。
天然のウルトラマリンです。顔料学-青の顔料-ウルトラマリン参照。
レシチンはホスファチジルコリン[phosphatidyl choline]の通称で、代表的なリン脂質です。
鶏の卵黄には多く含まれていて、テンペラ画で展色剤として主要な役割を担っています。
そのまま焼いていないアンバーで、黒褐色顔料。顔料学-茶色の顔料-ローアンバー参照。
本来、蜜ロウや木ロウなど脂肪酸と1価アルコールからなる固形エステルをさします。
自然界では動植物の表面を保護する役割をはたしていますが、絵画でも保護や修復に使われます。古くは展色剤の成分として使われました。
化学的には別の物質でも、パラフィンろうなど外見的によくにた物質は「ろう」と呼ばれます。
黄褐色をした天然の土顔料です。焼くとバーントシェンナになります。顔料学-茶色の顔料-ローシェンナ参照。
緑色の顔料、色の名前。顔料学-緑-マラカイト参照。
樹脂を溶剤に溶かしたもののことで、つや出し、乾燥促進の目的で油絵の具やテンペラ絵の具に混ぜられます。