目次
キャンバスの号数は長い方の長さで決まります。
短辺(F)は人物画用、短辺(F)はそれより細長い形なので風景画用と言われています。
あとSサイズというものがあり、これは長辺の長さともう一辺の長さが等しくなり正方形になります。
| 号数 | 長辺 | 短辺(F) | 短辺(P) |
|---|---|---|---|
| 0 | 18.0 | 14.0 | - |
| SM | 22.7 | 15.8 | - |
| 3 | 27.3 | 22.0 | - |
| 4 | 33.3 | 24.2 | - |
| 5 | 35.0 | 27.0 | - |
| 6 | 41.0 | 31.8 | 27.3 |
| 8 | 45.5 | 38.0 | 33.3 |
| 10 | 53.0 | 45.5 | 41.0 |
| 12 | 60.6 | 50.0 | 45.5 |
| 15 | 65.2 | 53.0 | 50.0 |
| 20 | 72.7 | 60.6 | 53.0 |
| 25 | 80.3 | 65.2 | 60.6 |
| 30 | 91.0 | 72.7 | 65.2 |
| 40 | 100.0 | 80.3 | 72.7 |
| 50 | 116.7 | 91.0 | 80.3 |
| 60 | 130.3 | 97.0 | 89.4 |
| 80 | 145.5 | 112.0 | 97.0 |
| 100 | 162.0 | 130.3 | 112.0 |
なぜこのような数字になるのか不思議に思ったので、次のように長辺と短辺の長さをプロットすると

たいたい一直線に並んでいるので、だいたい比率で決まっているらしいと思えるのですが、線がゆがんでいるのが気になります。
比率が決まっているとすると長辺と短辺の比率は F サイズの方は 0.79、 P サイズの方が 0.72 というが最も確からしい値ですが、ばらつきが大きいのであまり意味のある数字ではありません。
次に号数と長辺の長さをプロットしてやると、

実はこれが数式に従っているに違いないと思ったのでちょっと考えると、[Length] = 16.2 [Size]0.5が真っ先に思いついた数式なのですが、この曲線は号数 0では長さが 0 となり、ちょっとおかしくなります。0 号以外ではよく一致するのですが、
ということで、小さな号数のあたりを拡大すると次のようになります。

このように小さな号数の部分では直線関係にあると考えるのが最も合理的な気もします。
と、これまで意味のない数字遊びをしてしまいましたが、数字に何か具体的な意味があるのではないかと考え直してみると、長さが号数のルートにほぼ比例しているといて、さらに縦と横の比率が一定であるとすれば、号数に面積が比例することになります。
非常に難しい数式に従って規格サイズを決めているというのは考えにくいので、やはりこの「面積比例則」が一番ありそうな規則です。0号というものが例外と考えた方が納得できます。
で、号数の謎がとけないために、私の展示室の絵のサイズは号数でなく、cm単位で表記しているわけです。どうも謎が解けなくて気持ち悪いので、詳しいことを知っている人がいたら教えてください。
紙のサイズはA版とB版がありますが、こちらはサイズが一つ増えると面積が半分になり、サイズが変わっても縦と横が変わらないという下図のようなルールに従っています。従って縦と横の比率はルート2 : 1 = 1.414 : 1になります。

Bの方がAより大きくなっていて、それぞれのサイズと長さの関係を表にすると次のようになります。
| A版のサイズ | B版のサイズ | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| サイズ | 縦 | 横 | サイズ | 縦 | 横 |
| A0 | 841 | 1189 | B0 | 1030 | 1456 |
| A1 | 594 | 841 | B1 | 728 | 1030 |
| A2 | 420 | 594 | B2 | 515 | 728 |
| A3 | 297 | 420 | B3 | 364 | 515 |
| A4 | 210 | 297 | B4 | 257 | 364 |
| A5 | 148 | 210 | B5 | 182 | 257 |
B5がいわゆるノートのサイズ、文庫本がB6、A1が新聞紙1枚のサイズになります。